授業はない

けれど、一応出勤。補講日である。試験業務修正案の連絡など。提出物など見る予定。育休を取っているAさんが職場に出てきていた。来年度のことについて話をする。夫人はすでに第二子を妊娠しているとかで、それでも第一子を保育所に預けることはできるらしいのだが、公立のそれに入ることが出来るかどうかは未定だそうな。分掌としてどの委員はやれないなどという希望は一応聞くには聞いたが、外国人教員の甘えと思われるものに対しては、常勤としての「当たり前」をきちんと説明しておいたつもり。いずれ担任もしてもらわないといけないし、寮直だってそうである。いつまでも何分日本語が不自由だから、というのは理由にならない。ただ、教科に共通の教育目標がないので教えにくい、という教科内での話し合いのなさというか、意志疎通のなさというか、各人がてんでに勝手にやっているという彼の教科に特殊な事情についての不満は当然で、十二分に納得のできるものであった。こちらがどの程度関われるか、またどの程度影響を及ぼすことができるかわからないが、一歩踏み込んででも改善していかねばならない点だろう。最後に部屋を出て行くときメリークリスマス!と彼は言った。メリークリスマス!もちろん信仰はしてないけど。
食堂で社長と出会し、部屋に呼ばれる。午後3時以降にとのこと。他にも呼ばれている人がいることがわかった。来年度の人事のことか。行ってみると、やはり人事のことであったが、私自身のことではなかった。科内の講師の准教授への昇任について意見を聞かれたので、主任として(また個人としても)思うところを正直に述べる。どの程度参考にされるのかはわからないが、いずれにせよ幾分かは私のせいである人の昇任が叶ったり叶わなかったりするのは心苦しいことだが、これも仕事だから仕方のないことだ。