今年度最後の授業を

終える。ふー。某クラス。このクラスはどうも相性が悪かった。2年続けて5クラスを担当したが、最後まで「素顔」になれなかったのは、このクラスだけである。授業中に寝ている学生を狙って鳴らされる携帯。こういう奴に限って巫山戯た呼び出し音が設定されている。寝惚けてなかなか止められないのを皆で笑うのである。指名されたときのやる気のない女子学生のウンザリ顔。性根の悪さが露骨に出ている気の毒な人相である。うーん、意気を消沈させるに十分。怒る気も失せてしまう。おかげさまで最後まで「爽やかに」終われたのではある。あっさり流してしまわないと気が腐る。で、スッキリサッパリの演技をする。演技をすると、実際にサラリとした気分になる。泣くから悲しくなるのだし、笑うから愉快なのである。彼らとは少なくとも当分は、たぶん2年間は、おさらばである。さいならである。ほっとした。せいせいした。正直、うれしい気持ちである。ということは、やはり演技では解消できないものがある、ということなのだろう。結局は時間? いずれにせよ、エネルギーは必要だということだ。今日はまだこれから会議がある。来年度のEに関する取り組みについて(予算措置の必要なもの、その他)。会議は6時に終了。