アメリカが中国に

人権問題改善を強く要請、だそうだ。何でもワシントンで開かれている米中戦略・経済対話初日の9日のことだそうだが、ビンラーディンをあんな風に殺しておいてヌケヌケと、開いた口がふさがらない。人権擁護というなら、あれは何だったのか。裁判にかけて法によって裁くのが筋ではないか。国家による殺人・暗殺である。パキスタンという国家に対しても立派な主権侵害であろう。なされた正義は誰の正義か。殺害のニュースに夜中に街に浮かれ出て騒いでいる連中がまるで狡猾な猿たちに見える。そこには一匹の狼もいそうにない。