2009-12-14 晴れ weather 朝六時過ぎ、いつものように家を出ると、まだ明けていない東の空の、ほんの少し見上げたくらいの位置に、細く長い月が、鋭い切れ味を思わせる剣のように、その身を冷え冷えと浮かべていた。